失敗しないように、市販のカラー剤の仕組みを知る!
カラーをする場合、安心できる美容室へ行きますか … ?
それとも、安上がりにすませるために市販のカラー剤を購入してセルフカラーしますか … ?
だれでも簡単に上手くカラーできるように失敗しないホームカラーを教えちゃいます。
ドラッグストアにも販売されているアルカリヘアカラー、1剤と2剤に分かれているタイプの1剤には、酸化染料、アルカリ剤、界面活性剤が含まれていて、2剤には過酸化水素が含まれています。
この1剤と2剤を混ぜる事で浸透、ブリーチ、発色の作用が起こるのでまずは準備が大事!
混ぜるとすぐに発色が始まりるので、髪に塗る前に、時間に合わせて準備しないと上手くいかないです。
発色が始まると約20分ほどでカラー剤の効力が落ちてくるけど、白髪をしっかり染めたい場合は
30分は時間をおくことが上手く染まるテクニックになります。この10分ほどの時間の違いが上手く
染まるコツになるんです。
あと薬剤はしっかり混ぜないと色ムラになるので、気をつけてくださいね。
通常のカラー剤は、ブリーチ剤を使っていなくても髪の内部では、メラニン色素の脱色と染料の発色がすすみ、最終的に希望の明るさと色味になってくる仕組み。
退色するので、カラー剤は少し暗めで大丈夫
皆さんも、経験があると思うのですが、
カラー後、しばらく日時が経過すると最初の色味より退色して明るくなってくるのですが、
実際はカラーをした時に脱色の効力で、自毛は既に明るくなっており、
時間とともに、髪の毛から、色味が抜け落ちる事によって、次第に明るく見えてくるのです。

ヘアカラーは配合されているアルカリ剤によって、髪のタンパク質が壊れしまうため、ダメージの原因となります。
カラーをした直後は残留アルカリの影響で髪のPHが高くなるので、なるべく早く本来の髪のPH(弱酸性)に戻さないと髪が傷んでしまいます。理想でいえば炭酸水で残留アルカリを除去する事が大切です。

美容室のカラー剤と市販のカラー剤に違いはあるのか?
美容室のカラー剤と市販のカラー剤の一番の違いは、2剤の濃度の差が大きいです。
市販のカラーは初めてカラーされる方も、なかなか染まりにくい髪質の方でも同じ濃度の6%の過酸化水素を使用しますが、
美容室の場合は髪の状態を見極めて、新しく生えてきた髪の部分と、今まで何度もカラーしてきた部分には、濃度の違う2剤を使うので(1% 〜 6%)ダメージを最小限にできるのです。
もう一つは、配合されているアルカリ剤の種類が、美容室の場合は臭いが強く感じものもありますが、揮発性で髪に残りにくいメリットがあります。
それに対して、市販のカラー剤の場合は、臭いもマイルドに作られているものが多くありますが、
髪や、頭皮に非常に残留しやすく、このアルカリが髪の中に残留する事で、非常に大きなダメージの原因になります。
市販のカラーも美容室のカラーも、塗ったあとの放置時間は同じです。
薬液の1剤と2剤を混ぜたら、素早く髪に塗布していきます。
- 明るく染めたい方は、カラーの薬剤を塗ってから、20分間放置します。
- 白髪染めの方は、30分は時間をおかないと白髪に上手く色が入りません。
ホームカラー後、髪がパサつくのは失敗なの?
ヘアカラー後にパサパサに手触りが変わった感じがするのは、カラーする時にカラー剤が髪に浸透しやすいようにキューティクルを広げ、髪のタンパク質が流れでてしまうからです。
また、メラニン色素も壊れてしまうため、髪の中では空洞化がおこり、最近流行に明るめのカラーほど、薬剤のアルカリ量も増え、髪に負担をかけてしまいうのです。
美容室専用のオーガニックカラー、ヘナや和漢彩染で白髪を染めることも出来ます。
まとめ
市販のカラー剤を自宅でカラーする場合は、放置時間を確認して調合後は、なるべく素早く、たっぷりと塗布して下さい。白髪染めの方は、30分は時間をおかないと白髪に上手く色が入りません。また薬剤の選定が一番ダメージを軽減できる一つですので、ダメージが気になる方は美容室で施術を、おすすめします。

