知らない間にひょこり現れてる白髪『ついに、白髪が出てきたか … 』と気持ちまで、ブルーにもなりますよね。
どうして生えてくるのだろう … ? 年齢かな 両親も白髪だし、遺伝かな …
でも、白髪の生える仕組みは、まだまだ解明されていないことも多いのです。
なんとか、白髪が生えるのをコントロールできないものなのか? 年齢や遺伝みたいにどうしようもない事もありますが、今の生活を少し見直しことで改善できることもあるんです。
白髪が生える原因とは
メラノサイトの働きが弱まったり消失すると、毛髪の色を着色するメラニン色素が作られなくなり白髪になります。なぜそうなってしまうのかは、まだ完全に解明されていません。
こんなに科学は進歩しているのに、不思議ですね〜
髪の毛って、ほんと難しい
加齢はもちろん、大きな原因の一つではありますが加齢のほかにも、頭皮環境、遺伝、生活習慣、ストレスなどの原因が考えられています。

頭皮環境
汗や皮脂などで細菌が繁殖して頭皮環境が悪くなると、皮膚のバリヤ機能が低下し毛根自体がダメージを受けてメラニン生成に影響を与える。
遺伝
毛母細胞にメラニン色素が送り込まれにくい体質の遺伝、若白髪などの原因と考えられている。
生活習慣
食生活の乱れ、喫煙、睡眠不足で血行が悪くなり、毛細血管から毛髪への栄養が届きにくくなるとメラノサイトの活動が低下する。
ストレス
生活習慣の乱れや対人関係で、自立神経が乱れメラノサイトの新陳代謝が低下しメラニン色素を作り出す力が弱まる。
地毛に色がつく仕組み
毛根部の下にある毛球内に存在する、メラノサイトは毛髪の色を決定する仕事をしています。
この時にメラニン色素をつくり、毛母細胞に渡します。この一連の流れで毛髪に色がついていきます。
メラノサイトが仕事をしなくなると、白髪になります。
育毛剤でも、この成分に着目して、資生堂アデノバイタル スカルプエッセンスVなどは、直接メラノサイトに働きかけるものもあって、人気にシリーズになっています。
白髪を予防していくためには、まずは大切なことは健康な頭皮を維持することからです。頭皮の状態を確認することからチェックしましょう。
頭皮の質感をチェックしてみる
指先で触れてみて、油っぽく感じられたら、皮脂が過剰に分泌されています。逆にカサカサで細かいフケがつくようなら乾燥ぎみです。市販の洗浄力の強いシャンプーを使うとおこる、一つの症状になります。
頭皮のかたさをチェックする
頭皮がかたく突っ張っている感触があるようなら、血行がよくない証拠、健康な頭皮はやわらかくて、指でさわると ほどよく動きます。
頭皮の色を見てみる
健康な頭皮の色は青く透き通っています。やや黄色っぽく見えたら脂性肌、赤みがあり皮膚が薄く感じられたら乾燥肌です。
毎月、白髪を染め始めると、徐々に毛髪も弱っていきますので、できるだけ染める回数は、減らしていきたいですね。白髪染めに含まれているジアミンアレルギーの問題も気になりますから。
まとめ
頭皮環境と生活習慣は、すぐにでも改善できる方法です。まずは規則正しい生活を心がけて、頭皮に悪影響を与える、市販の洗浄力の強いシャンプーは控えてください。