悩み解決!美容師が教える 髪の知識のあれこれ

頭皮を気にする男性ヘアケア 方法

パーマやカラーを楽しむためには、髪の毛が健康でなければダメなんです!

そのためには、髪にダメージを与えないないように最低限の知識が必要じゃないかな?

髪の毛は、アルカリに弱く、熱に対しても強くありません。正しい知識が必要なんです。

毛髪科学の基礎知識

日本人の毛髪の本数は平均10万本あると言われていて、1日に約50~60本が自然に脱毛するのが普通なんです。

だから、シャンプーの時や髪をかきあげた時などに、数本抜けてもまったく気にする必要はないですよ!

ただ、気をつけて下さい、1日に200本以上抜けると、ストレスや頭皮のトラブルの疑いがあるので、注意やそれなりの対策が必要です。

毛髪の成長スピードは、1ヶ月につき約1cm伸びます (若干、個人差はあります) 髪の毛はケラチンタンパクから出来ていて、1本のうち80〜90%をしめるのがタンパク質

だから、熱に弱いのです!毎日アイロン使う方は温度に注意して下さい

1本の髪の寿命(ヘアサイクル)は男性の場合で3〜5年、女性で4〜6年なので、女性の場合かなり長い方もいらっしゃいますが、

1ヶ月 12cm × 約5年 = 60cmですから、これ以上、長くなってくると綺麗な毛先の状態で伸びなくなってきます。

髪をさわる女性

日本人の髪の太さは0,08〜0,09ミリ 非常に細いです! 

そして酸には強く、アルカリに弱い(アルカリの成分はパーマ剤やカラー剤に含まれています)熱に対しても強くないです。

ヘアアイロンなどを使用する場合は150℃くらいまでで使用しましょう

髪にもっとも良い状態というのは、CMとかでも良く聞く言葉、弱酸性がもっとも健康な状態です。(PH4.5~5.5)

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薄毛にならないための予防法!

美容師が教える 髪のダメージの種類

簡単なダメージの見極め方は、髪を指で触った時にツルツルしていればOKです。

逆にガサガサであれば、キューティクルがはがれている状態なので、髪にダメージがある証拠です。

ただ市販のシャンプーやトリートメントなどで髪の毛がコーティングされているような状態では、本来のダメージがわかりにくくなってしまいます。

これが、市販シャンプーの怖いところなんですよね!

つやのある髪

カラーやパーマによるダメージ 

パーマやカラー(ブリーチ)をする事によってキューティクルがはがれ、髪の内部の栄養分が外に流失している状態

おすすめのケアとしては、やっぱりトリートメントすることになります。自宅で出来るタイプより美容室でするタイプが持続力があり修復効果が期待できますよ。

紫外線によるダメージ 

髪が紫外線を浴び続けることでキューティクルが損傷を受け、メラニンが壊れ、髪が少しずつ明るくなっている状態

美容室でマニキュアをすると、マニキュアが疑似キューティクルの変わりをしてくれるので、とりあえず、おすすめのケアになるかな

 ヘアアイロン、ドライヤー、ブローによるダメージ

髪の毛のタンパクが熱で変性してしまうダメージ。

生卵を熱すると固まるように、キューティクルやコルテックスが固まっている状態 

髪の健康な状態は、卵に例えると生卵でなくてはダメなんです!

アイロンなどを使う場合は温度を150℃くらいまでで使用しないと、髪が高温の影響でタンパク質変性してしまい、ゆで卵のような状態になってしまいます。

こうなったら絶対ダメです。

パーマをしたりカラーをする時にうまく仕上がらない弊害が出てきてしまいます。

 ブラッシングやカットによるダメージ

最近ブラッシングする人は少なく感じますが、強いブラッシングでは、キューティクルがはがれますし、

美容室でカットする場合も、レザーを使ったカットなどは髪の断面からも栄養分が流失してパサついく状態になります。

まとめ

髪の毛はアルカリに弱く、熱に対しても強くありません。パーマやカラーする場合はダメージを考え、自宅でアイロンする時も温度は150℃までにして下さい。また、状態に合わせたヘアケア剤の選択が、非常に大切になってきます。

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