ヘアケアマイスターの受験資格と合格率はどれくらい?

受験看板美容師・美容室

ヘアケアマイスターとは、主に美容師さんが美容の技術以外に知識の面でも、より深く学ぶためにうける資格試験のことになります。

合格できると、JHCMA(日本ヘアケアマイスター協会)が免許を発行してくれます。

ヘアケアマイスターの試験は毎年5月・10月に開催

プライマリー・ミドル・マイスターと分かれていて、認定試験は毎年5月・10月に開催されていますね。

プライマリーとミドルは筆記のみです、100問あります。プライマリーが合格しないとミドルが受けれないので、まずはプライマリーを受験します。

美容師さん、でけではなくて関連企業のディーラーさんなども受験して知識を広げている人もいます。すごく仕事熱心な方ですよね〜!

美容師の場合は、お客様に関わっていく中で、髪についてや、薬剤について自信をもって詳しく説明できるようになるし、説得力も増します。ただ、お客様にわかりやすく説明できない美容師さんもいるので知識だけあってもって感じですかね。

勉強中

ヘアケアマイスターは知識的には、ミドルまでで充分である

美容師部門はヘアケアマイスターまで、3コースを受けれますが、ディーラーさんの場合はミドルまでの2コースまででになります。 まあ知識的には、それで十分だとおもいます。
美容師部門は必ず、美容師免許が必要となりますよ!

どんな感じで勉強していくのか?

ヘアケアマイスターブックという教科書があり、それを参考に勉強していきます。ディーラーさんにたのめば、すぐに購入できます。


では、実際にどんなことを勉強していくかといいますと

毛髪科学 

  • 毛髪の構造と働きについて
  • 毛髪の4つの結合とパーマ技術との関係
  • 髪のダメージのプロセス など

皮膚科学

  • 皮膚のメカニズムとバリア機能
  • パーマ、カラーの皮膚タンパク質に与える影響 など

ミドルまでは、毛髪科学など 7項目あり、さらに1項目が約10個ほどのテーマがあります。
出題はこの教科書から、すべて出題されるので、普通に勉強すれば、充分に受かると思います

ヘアケアマイスターの合格率は、あまり高くはない理由

ただ、残念なことに、あまり合格率はよくありません。

美容師さんの勉強きらいなとこが、浮き彫りになった合格率です。
本人が好んで受験する方は、大丈夫だとおもいますが、なかにはそうじゃない人もいるので
ちょっと合格率が低めですね。プライマリー75%で、ミドル25%くらいになります。

真面目に勉強すれば、ミドルくらいは別にむずかしくはありません。ただ、しっかり暗記するってことが大事です。


最後の難関のマイスターは、受験も2段階になるし、勉強もより掘り下げてしなきゃならないのでそこまで受ける人が少なくなるので、合格率は一桁%です。

受験勉強

なぜ、そこまでしてヘアケアマイスター資格を取るのか

なぜ受験するのか?

美容師をする中で、お客様の『なぜ』に理論的に答えることができ、経験や勘だけに頼ることなく施術を行えるようになるので、一言でいうなら、プロ意識ですね。

まとめ

ヘアケアマイスター資格は、知識もつき、美容の仕事をして行く上で、あったほうが良いとおもいます。ただ、美容師の人気は知識でけではないので、技術は人柄などが大きく、あまり知識だけで、その他は、今一つのケミカル馬鹿にならないようにが現役美容師の意見です。