バレイヤージュカラーのテクニック

ヘアケア カラーリング

今流行のバレイヤージュカラー
たくさんの動画も出ていて色々とやり方はありますが、

バレイヤージュカラーとは

ブリーチを使って髪を高明度に明るくして、ダブルカラーで陰影をつけていくグラデーション+3Dカラーが合わさったようなイメージのカラースタイルになります。

まずは、時間をかけて髪をブリーチしていきます。ブリーチレベル17〜18LVにしたいので大体の場合、追いブリーチをしてレベルを上げていきます。

すでに、ブリーチをしている人は18LVまで明るくできますが、当日、ブリーチ履歴がない場合は17LVまでしか明るくできません。

あまり無理をしてしまうと髪を必要以上にダメージさせてしまい、残念な結果に終わってしまいます!

バレイヤージュのブリーチテクニックは

1回目のブリーチは髪の損傷やブリーチの有無を見極めて4.5%のオキシを使ってゆっくりブリーチして行きます。

メリットは時間はかかるが低ダメージで長時間ブリーチに効果がつづくので時間はかかるが明るく均等になりやすい。髪の強度に合わせてケアブリーチを使用しましょう

バレイヤージュのブリーチを均等に明るくするには

バレイヤージュボードを使ってしっかりコーミングした方が裏側にも薬剤が浸透しやすいのでおすすめです。

時間は30分程放置します。加温機はつかいません。また、ホイルにあらかじめブリーチを塗布して髪を重ねると裏側にも薬剤がついて、つけ漏れがおきません。

1度のブリーチでは、均等に明るくならないので、2回目にあたる追いブリーチは6%のオキシを使用して、まだオレンジの残る部分中心に
一気に明るくしてオレンジが残らない17lvまでブリーチしていきます。

パーマのペーパーを使用すると密着度が増し明るくなりやすいので、オレンジ味が残る場所にはペーパーを使用します。

とりあえず17Lvを目指しましょう!このレベルまで明るくなればホワイト系以外の色味は大体だせる感じになります。

バレイヤージュで中間色の塗るタイミングは

Valerage color

美容師さんによって、色々ですが追いブリーチをしながら暗めの色をつけていく人と、追いブリーチをする前に中間をあらかじめ暗めにしていくやり方があります。

僕は追いブリーチをしながら暗い色を同時につけて行くやり方が、ホイルにかくれている部分は塗りやすく暗い部分も作りやすいのでおすすめですね!


中間色は4.5%のオキシを使用して暗くなり過ぎるのはふせぎます。
塗る前にウエットししておくとムラ塗りを防ぐことができます。

いい感じに色が抜けていれば、シャンプーしましょう!

しっかりとブリーチ剤を流さないとセカンドカラーが上手くのりませんので注意が必要です。炭酸処理ができれば、なお良いです。
バッファーなどを使用してPhコントロールもしておきましょう!

シャンプーから上がってきたらブリーチできれいに抜けた金髪の部分と、15LVくらいの抜けきっていないオレンジの部分があるので


まずはオレンジの残る部分をグレー系の色でトーンダウンしてしまいます。

おすすめは アディクシー3GP 単品でも良いが3Nとかと混合した方はベスト

バレイヤージュの17LVの部分は好きな色に染めよう!

バレイヤージュの高明度おすすめレシピは

ベースは17LVにOnカラーします。

シルバー系 アディクシー 9Si+9Sa+CL=9:1:10

ミルクティー系 スロー 10MT+10N+8V+CL=5:5:1:3

最近は補色でピンク系を使用するのが流行っていますが、ピンク系を使用するなら、かなり高明度でなきゃ、上手く色がでない事が多いです。

17LVくらいまでなら補色はいままで通りバイオレット系でいい感じになります。

まとめ

バレイヤージュは経験が非常に大切です、より多くの情報の中から自分自身で必ず実際に研究してみて下さい、1レベルに違いで仕上がりに大きな差がでます。

オレンジ味が強くでた場合はシルバー系を使用してレシピを補正しましょう!