全てのカラー剤(ヘアマニュキュア、100%天然ヘナ、一部のカラーリンス以外)に含まれている成分『パラフェニレンジアミン』通称ジアミン。
アレルギーの原因になる成分です。
特に、白髪染めを毎月される方は、最低限の知識と注意が必要です!

カラー剤のジアミンってどんな成分、役割があるの?
簡単な説明からしますと、カラー剤の中に含まれている成分で、人体にアレルギーを起こす成分になります。
えっ! そんな危険な成分をなんでカラー剤の中に入れるの…?
それには理由があって … 実は
疑問を持つ方も多くいらっしゃるでしょうが、髪の毛にしっかり色を入れるために、美容業界では、なくてはならない成分だからなんです。
特に白髪染めなどの場合は、白い髪に色をつけなくてはならないので、必ず商品の中に含まれています。(カラー剤の箱の成分表など見てみてください。)
カラーをした時にアレルギー反応が出れば、
ひどい場合は顔中が腫れてむくんできたり、頭皮も炎症を起こしているので、すぐに皮膚科で診察を受けなくてはなりません。
本来なら、カラーをする場合は、パッチテストをしてかぶれないかどうか、異常を確認してからカラーをしないといけない訳ですが、
現状、どこの美容室に行かれても、すぐにカラーを施術してくれるし
自宅で自分で染める場合でも、パッチテストで24時間後の反応をみてから、カラーをする人はあまりいないんじゃないのかな!


カラーする場合に注意する事は…?
まず、今までにカラーで一度でも、アレルギーを起こした事がある場合は、残念ですがジアミンの含まれるカラー剤では、染める事は危険ですので染めない方が良いです。


白髪染め カラーをする場合の注意点
カラーをする場合、頭皮は皮脂に守られているので、プレシャンプーせずに直接カラーする方が頭皮に対する負担が少なくてすみます。
万一、頭皮に傷がある場合は、数日はカラーはやめた方が良いですね。
また、カラー剤を塗ってる最中にいつも異常にしみたり、痛みがある場合はすぐに洗い流してください。
美容室の場合は、すぐ担当の人に相談した方が良いです。
ヘアカラーで頭皮や毛髪に、ジアミンが残留し、カラーを繰り返す事で起こる症状で、カラーを繰り返す事約150回で突然アレルギー体質になる確率が高まると言われています。
カラーをする場合は、炭酸処理で残留物質を取り除く事ができる美容室で、染める事をおすすめします。
ジアミンアレルギーの方は
ジアミンでかぶれた事がある方は、色をつけるとするならば、アレルギー成分を含んでいない、カラーリンス系のカラー剤とか(100%ヘナ、マニュキュア、利尻カラートリートメント)で白髪を染める事になります。
その場合でも、植物アレルギーもあるので100%かぶれないという事はありません。
ティアラ トリートメントカラーリンス ダークブラウン 220g
まとめ
和漢彩染にも、一部のヘナにもジアミンが含まれています。人それぞれ、体内のジアミン許容量が違うため、カラー剤で染め続けられていても、一生アレルギー反応が出ない方もいらっしゃいますから、
あまり過敏にならなくても良いと思いますが毎月カラーを、される方は一応、知っとくと良いと思います。

