最近、なんか髪の毛が上手くまとまらない、パサパサして落ち着かない
それは、髪の毛が思っている以上にダメージを受け、その影響によるものなんですよね。
美容師が教えるヘアダメージの原因と、正しいケアの仕方をアドバイスします!
人の肌は傷がついたら、放っておけば自然に傷は治っていきますが、
髪の毛は,自然には絶対に治りません。
美しい髪を手に入れるためには毎日、ご自宅でのお手入れがとても大切なんです
代表的な髪のダメージの原因はなんだろう
ホームカラーで傷む
ドラッグストアで販売している、市販のカラーリング剤はどんな髪の状態の人でも染まるように、たいへん強い薬で作られていて、繰り返しの使用でかなり髪がダメージしてしまいます。
パーマやカラーで傷む
髪は本来、弱酸性なのにパーマ剤やカラー剤は基本アルカリ性です。パーマやカラーを施術すると、髪に残留アルカリが残りキューティクルが開いてしまい、髪の水分や栄養分が失われてしまうことになります。
コテやアイロンの熱で傷む
髪は熱に弱く、あまりにも高温になると髪がタンパク質変性をおこして、髪の中の性質が変わってしまいます。タンパク質変性を起こした髪はカットしないとトリートメントでは修復できません。気をつけないといけないのは、自宅でのストレートのアイロンと、こて巻きです。こての温度は150℃までにしないといけません。
濡れたままで傷む
濡れている髪は、常にキューティクルが開いている状態で、栄養がどんどん抜けていきます。ドライヤーを使い乾かす事で初めてキューティクルが綺麗に閉じます。必ず乾かすように心がけて下さい。
シャンプー剤の種類で傷む
多くの市販のシャンプー剤は、洗浄力の成分が強すぎて髪のダメージを引き起こしてしう原因の一つになっています。
低刺激の洗浄成分の美容室で販売のシャンプーを使うことで髪を洗うだけではなく、アミノ酸系のシャンプーやベタイン系のシャンプーなどで補修するようにすると良いです。



髪の毛がパサパサになる原因はこんなにも沢山あり、多くの場合、まずキューティクルへのダメージが起こり、
キューティクルが剥がれると栄養が流出するだけではなく、ツヤもなくなり、ゴワゴワしてしまい、枝毛や切れ毛など全てのダメージに発展してしまうのです。


美容師が教える、髪のダメージの状態と直し方
- 広がる … 乾燥してて油分が少ない
- パサつく … ぱさぱさになり水分不足
- 絡む … キューティクルが剥がれ摩擦で絡む
- ツヤがない … 毛髪内部の空洞化により髪の表面が乱反射
髪が広がることの対策
水分を保てるように強い洗浄力のシャンプーを避け、洗い流さないトリートメントを使用し油分で重さを与えると、広がりが収まる
髪がパサつくことへの対策
出来るだけアミノ酸系シャンプーなどを使い、CMC(毛髪間充物質)の修復をする
髪が絡むことへの対策
疑似キューティクルをつくるトリートメントをする
髪のツヤがないことへの対策
毛髪内部の修復が出来る、美容室での3欲式タイプのトリートメントをする。
まとめ
傷んだ髪を修復するためには、市販の洗浄力の強いシャンプーをさけ、髪を補修するタイプのシャンプーを使用します。
シャンプーした後はなるべく早めにドラーヤーで乾かす、油分を補うために、洗い流さないトリートメントをつけるなど、毎日ご自宅でのお手入れがとても大切です。

